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投稿者: kuma 投稿日時: 2008-10-24 16:20:50 (667 ヒット)

 移植医療は21世紀の医学における重要な医療分野であることは周知の事実であります。しかしながら、その進歩発展とともにドナーの臓器不足が問題となっています。その中で、医用ミニブタはこの臓器不足を解消する重要な医用資源として注目されています。すなわち、異種移植は、ドナーの臓器不足を始めとする細胞移植や組織移植における十分な材料提供、移植適応症の拡大など現在の移植医療の幾つかの課題の解決に期待される新しい移植・再生医療分野としての可能性を秘めています。
 私どもは、この「異種移植」の可能性についての基礎的研究のプロジェクトを鹿児島大学主導(永田行博学長)で推進することになりました。プロジェクトには各学部からの専門分野の方が参画され、ミニブタの繁殖、遺伝子改変、拒絶反応制御、内在性レトロウイルスの制御、動物を用いた異種移植実験など多くのアプローチを駆使して推進して行きます。
 このホームページは、革新的分野といえる異種移植研究プロジェクトを紹介するとともに、本研究分野に関心を寄せられる方々のご意見を賜る場として活用したいと思います。私は、このプロジェクトが常に社会のための研究であることを忘れることなく推進していく所存です。皆様の御指導御協力の程を切にお願い申し上げます。

                              


投稿者: kuma 投稿日時: 2008-10-24 16:20:40 (688 ヒット)

 クラウン系ミニブタは鹿児島大学で独自に開発されたもので、成熟個体体重など解剖学的、生理学的特性がその他のミニブタ種に比べよりヒトに近く、医用ミニブタとして優れた性質を有するものである。現在、ジャパンファームクラウン研究所との共同研究により、SLA遺伝子構造の明瞭なコロニーの500頭生産体制が構築されている。

 本邦では医用ミニブタを用いた異種移植研究はほとんど行われていないが、米国のハーバード大学はこの研究での牽引者としてすでに異種移植の際の超急性拒絶反応を防止する遺伝子改変ミニブタを用いて、ミニブタとヒヒ間の異種移植を成功させている。

 米国ではMGH作成のミニブタを使用しているが、クラウン系に比べてミニブタとは言え大型であり、とくに体重は100〜150kgとなりクラウン系ミニブタの40〜50Kgに比べてとくに日本人には大き過ぎる。従って、諸臓器の解剖的、生理学的特徴がヒトのそれらに近いクラウン系ミニブタを異種移植研究に用いる。さらに、異種移植研究の最も進んだハーバード大・移植生物研究所との共同研究によって、異種移植手術の技術導入、慢性拒絶反応制御および異種移植実験におけるMGH系とクラウン系ミニブタの比較から、ヒトへの臓器移植を実現できるドナー用ミニブタを開発することを目指すものである。

 本プロジェクトの研究内容の特徴は以下の如くである。

1)遺伝子改変によって異種移植用ドナーとなるhyperacute rejection(超急性拒絶反応)を制御出来るアルファGalノックアウトミニブタを作成する。

2)ブタ内在性レトロウイルスのヒトへの感染様式を解明しその制御法を開発する。

3)胚操作関連技術の開発・高度化:遺伝子改変ミニブタを作製するには,配偶子(卵子・精子)および初期胚が不可欠である。従って,遺伝子改変ミニブタを作製し,かつ効率的に増殖させるためには体外受精,クローン,雌雄の生み分けをはじめとした胚操作関連技術の高度化や新規手法を改善・開発する。

4)拒絶反応の制御あるいは免疫学的寛容の誘導など異種移植に対する免疫学的研究を推進する。


投稿者: kuma 投稿日時: 2008-10-24 16:18:26 (670 ヒット)




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